六本木にできた文喫は新しいスタイルの本屋さん
2018年12月に六本木の青山ブックセンターの跡地に新しいコンセプトの本屋さんができたとのことで行ってまいりました。
【目次】
入場料が必要な本屋
何が新しいって、本屋さんなのに入るためにお金取るってことです。個人的にはこういうの新しいコンセプトが好きです。
さて利用してみての率直な感想としては、本屋というより「有料の図書館」って感じでした。
↑THE おしゃれな本屋って感じです
↑いろんなジャンルの本があって見てるだけで楽しいです。
入場料は割安か
入場料は1,500円(税抜)します。これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれだと思いますが、立地が六本木であること、時間制約がないこと、コーヒーと煎茶がおかわり自由であること、そして何よりその辺のカフェより静かという点で割安かと思います。あとおしゃれな雰囲気を味わえる笑
まぁそんなお金払うんだったらだったら公立の図書館に行けばいいやんって話もあるかと思いますが、有料なりのいいところもあります。
コンセプトは「本と出会うための本屋」
本と出会うために本屋。まあよく考えれば本屋ってそもそも、そういう場所なんだけどね。本好きの人にはわかってもらえると思いますが、本読んでる時も至福の時間なのですが、本屋さんで本を探す時間も楽しいですよね。本屋さんでフラフラして、立ち読みして、気に入った本を手に数冊もって歩く感じ。ふと思ったけど、ここで入場料をとる意味ってそこかも。本という「モノ」ではなくて、「本を探す時間」言い換えれば「体験」対価として入場料をとる。
そして私はまさしく出会ってしまいました。コンセプト通りに。
それがこの本でした。
ワイン好きなので、面白そうと思い手に取りました。実際すごく没頭して読んでしまいました。この本についてはまた、レビューを書きたいです。
本について
本屋さんなので、お気に入りの本はそのまま買えます。席で自由に読むこともできます。
でも正直なところをいうと、図書館の本みたいにいくら綺麗に使っていようが、多数が触った本を改めて買おうかといえば、買わないかなって感じです。なので本屋さんなのですか、実質は「ブックカフェ」の部類に入る気がします。たぶんこの運営会社側も本を売る気はあまりないのではないでしょうか。
返却台ってのもあったので、余計に図書館にしか思えなかったですね。
↑展示会もひっそりとされていました。
コーヒーと煎茶がお代わり自由
読書といえばコーヒーという感じですが、入場料だけで、コーヒーと煎茶が飲み放題です。
ホットもコールドもあります。
味の方はというと、ホットコーヒーはまぁ普通って感じ。その場でドリップするとかではなくて、マックみたいに出来合いを入れてくれる感じです。
煎茶は普段飲むことがないですが、読書と煎茶っていい組み合わせかもしれませんね。
これは美味しかったです。
食事系もありました。
ハヤシライス?が販売されてました。頂こうかと思いましたが、1000円超えだったので自粛しました。
やはり人気?
席は90席くらいある感じです。
本屋なんですが、読書以外にもパソコンで作業されてる方も多かったです。本屋で本読まんのかいって感じなんですけど、そこが新しいなぁと思いました。(私も少し作業しました笑)
席も複数人で使える作業室や、ビーズクッションでくつろげるスペースがありました。個人的にオススメは、数はあまりないのですが、電源とオフィスチェアーがある、いわゆる勉強席みたいなところ(閲覧室)は良かったです。
12時くらいに入店しましたが、その勉強席みたいなところ(閲覧室)は埋まっておりました。たまたま16時過ぎくらいに本を探しに立った瞬間にあいたので席移動ができました。またこの時間くらいからほぼ満席状態で、入場制限が発生していました。
一番お得な使い方は?
やはりオープンの9時にいってお気に入りの席を確保することをお勧めします。
1,500円でずっーといられるので短時間では少し勿体無いし、さらに背もたれのない席での読書はちょっぴり疲れてしまいます。
まぁ譲り合いの精神と言われたら、何とも言えないのですが、コストパフォーマンスを上げるためには、朝一で行くのが本当にいいと思いました。次使うときは早く行きます。
(本当は、席がなくなることは予想してたので早く行こうとしてましたが、起きれなくていけませんでした。)
まとめ
1,500円でずーっといられて、比較的静かで、コーヒーや煎茶を飲みながら好きな本を机に重ねて、一冊づつお気に入りの席で読書できる。本好きな人は行っても損はないのではと思います。
少なくとも、私は今回6時間ほど滞在し、お気に入りの本に出会い、全部読めるくらいに堪能したので大満足です。
カップルで来ている方々も多かったです。ペチャクチャ話をしている方もあまりおらずいい感じです。読書好きのカップルはそれぞれお互いに読書して、本について語るってのもいいなあなんて、近くにいた美男美女カップルを見て思いました笑
六本木というシャレオツタウンであるので、また時間があれが休日にでも行こうかなと思っております。
ではまたね。