「エッセンシャル思考」を読んで
グレッグ・マキューンさんが書かれた「エッセンシャル思考」の漫画版を読んでみました。
全体的な印象としては、やりたいことがたくさんある人は一読すべき本だと思います。原作と違い漫画版なのでサクッと読めるのがいい点です。
- 作者: グレッグ・マキューン,星井博文=シナリオ制作,サノマリナ=作画,?橋璃子
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2017/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「やらなくては」ではなく「やる」と決める
本書のメッセージはこれの一言に尽きるのではないかと思います。
私も特にやりたいことがたくさんある人間の一人です。
早起き、簿記の勉強、ブログ、英語、家事、育児、運動、などなど。たくさんある中で、時間は有限です。実際に全てを完璧にこなそうというのは無理のあることです。
そして結局全て中途半端になり気づけば、何もできていない状況になります。
これが一番怖い状況です。そうした時に「やらなくては」という考え方ではなく、「やる」と決めることが重要ということでした。
「適当に全部やろうとは決めない トレードオフを直視し何をとるために何かを捨てる。」
全部を完璧にやろうとすると絶対に頓挫します。これは私の今までの経験からとても身にしみてわかります。それは世の中トレードオフで成り立っているからです。トレードオフとは「何かを得るためにには、何かを捨てなければいけない」ということです。
この認識が薄れていると、何事もうまく行かなくなります。
私のトレードオフとは
個人的なトレードオフとは何かと考えて見ました。上記にあげたものは全て私のやりたいことでしたが、もっと根本から考えてみました。
早起きをしていろんな勉強をしたり家事をしたいと思っていましたが、実際はあまりできていませんでした。なぜかと考えたところそれは夜更かしでした。
色々充実させたいと考えていながらも、夜中になるとまだSNS見たい、ニュース見たいという欲求が湧いてくるのです。
つまり、上記であげたやりたいこと(いろんな欲求)があるにも関わらず、一番やりたいこと(潜在的に)は夜更かしだったのです。
つまり、上記のやりたいことを実施するためにはこの、夜更かしを捨てないかぎりは、得られないのだと思いました。
行動に移すためには
潜在的な欲求のため、やはりそれを変えるには強制しなければなりません。それが「日記」なのだと思います。数ヶ月に渡り日記を書きましたが、徐々にその効果が出て来ているかもしれません。まだまだ弱い自分なので負けてしまうことはあるのですが、夜更かしをやめることができてきる気がします。
この本を読んで、Voicyのサウザー氏の言葉を思い出しので引用します。要旨です。
「意志力が弱くなったときに二者択一にする方法。自分に問いかける。やるかやらないかと。いろんなことをかんがえていると無意識にやらなくてもいい理由づけをする。一旦余計な思考を置き、その2つの選択のみを考える」
なんだかんだやらなくてもいい理由づけをしてしまう人にはオススメの理由です。逆にここでやらないを選んだら、それは大事なことではない気がします。
まとめ
エッセンシャル思考の話から脱線しましたが、結局は「やらなくては」という気持ちを「やる」に変えることが第一のハードルだと思います。そこから、やるためには何をすべきか、何をやめるべきかと自分を向きあうことが第2のハードル。そのハードルを超えるためにも日記などで書き出すという方法がいいのではないかと思います。
では、またね。