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20代後半ワーパパの雑記ブログです。

【レビュー】出口治明 著 知的生産術を読んで

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こんにちは。

 

久しぶりに出口治明さんの書籍を読んでみました。

出口さんが書かれている本は2種類あると思っていて、ビジネス向けと歴史書という感じです。

史書は少し難しいイメージがありあまり読んでいないのですが、ビジネス書は過去に数冊読んでいます。

基本的に出口さんの主張することは一貫していて、出口さんの本を読んでいる方は同じ内容だなと思われる方もいるかと思いますが、違う切り口でお話されていたりと出口さんのファンだからかも知れませんが飽きず、むしろサクサク読めました。

大学生の方から30代くらいのビジネスパーソンにとっては学ぶべき点が多々あるのではないでしょうか。

個人的に印象に残った点を2つ紹介します。

 

 

人本旅から学ぶ

出口さんの本を読まれている方なら、お分かりになると思います。昔から一貫としてこの主張をされています。

学ぶための方法は人本旅の3つだということです。

私もこの言葉を聞き、高校時代全くと言っていいほど読まなかった「本」を大学時代から読むようになり、海外「旅」行にも頻繁にいくようになりました。「人」についてもいろんなセミナーやイベントに顔を出すようになりました。

 

ところで本書を改めて読むと次のように述べられており参考にしたいと思いました。

・同じような人とは会わない。

同質な人間ばかりの集団は同じような経験情報しか持っていないため10人でも10人分の知見が出ません。自分と同じようなタイプは考えることが一緒なので意外性をなくアイデアが出にくくなります

サラリーマンをしていると、毎日会うのは同じ会社の人間です。会社はどうしても同じような考えを持つ人間のあつまりになってしまうので、やはり積極的に外部のコミュニティにでることは重要ですね。

・食わず嫌いはやめていろんな本を読む

いろんな人と会うように、いろんな本を読みましょうということですね。どうしても1ヶ月に読める本は限られますし、いろんなジャンルを読むことは難しいですが。。。

出口さんの判断基準は「おもしろいかどうか」ということでした。

そもそもいろんなジャンルを面白いと思えるということが大切なので、なかなか難しい側面もありますが、少しずついろんな本に挑戦して行きたいものです。

・現場を知る

百聞に一見はしかずではありませんが、本を読んだり人から聞いたりして知識をインプットすることは大切ですが、旅(現場)にでて身をもって体験することも重要です。個人的には、それまで未知の世界だった海外(主にインド)に行ったことは本当に世界を広げる体験になりましたし、前職でバックオフィスの経理から営業に出た経験もやはり違う世界をみるという点では人生にとってとても重要な経験だっとと思います。

 

枠や制約の中で考える

たくさんの時間を調査や検討などに費やすよりも、「上限枠」や「規制

」を設けたほうが間違いなく時間あたりの知的生産性が高まります。

私の勤め先ではコロナの影響で残業を減らす方向での労働を余儀無くされている状況で、この話が印象的でした。

知的生産性が高い人の例でワーキングマザーを挙げられています。

これは個人的にはすごく理解できて、職場の上司もワーママですが、やるところをしっかりやって、切るところは思い切って切るという仕事の仕方をみるととても勉強になります。

出口さんは時間やスタッフは無限大ではなく「無減代」にせよとおっしゃています。

無駄な仕事は「無くし」、なくせないなら「減らし」、または「代用できないか」を考えよってことでした。

 

 

まとめ

久しぶりに出口さんの本を読み、本を読み人に会い旅に出ることの大切さを再認識しました。また、限りある時間の中で自分の人生をより楽しくするために、やることを増やすだけでなく、やらなくていいこともしっかり見極め、好きか嫌いかという判断軸をもって生活していくことも意識していきたいと思った次第です。

 

 

知的生産術

知的生産術

  • 作者:出口 治明
  • 発売日: 2019/02/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

では、またね。