「一汁一菜でよいという提案」が広がって欲しい今日この頃
こんばんわ。
料理研究家の土井先生の「一汁一菜でよいという提案」を読みましたが、とてもいい本だでしたので紹介します。まとめるのが下手なので、何日かに分けて紹介しますね。
毎日そんな頑張らなくていいという考え方
ご飯と味噌汁だけ、とりあえずあれば良いという考え方は非常に印象的でした。現代人は忙しい。特にまだまだ家庭料理は女性が作るという慣習がある中で、共働き世帯も増えて来ています。そうなると仕事終わりに献立を考えなければいけません。子供がいる家庭はさらに我が子の健康も考えなければいけません。
そこで土井先生はその作らなければならないストレスに対し、「そんな考えなくてもっとシンプルでいいんだよ」と提案してくれています。
我が家は共働きですが、料理は夫である私が担当しています。やはり何かしらの主菜が必要だろうと思っていますが、この本に出会い最近は一汁一菜をしていて、これサイコーです。
中学の家庭科で植えつけられた固定概念
味噌汁ってその生まれた家ごとに色々異なると思います。実家のオリジナルな味噌汁はあったのですが私の中では味噌汁=「わかめ、豆腐、あげ、ねぎ」 というような固定概念がありました。これって中学の時の家庭科の教科書に載ってて調理実習で習った材料だったんですよね。でも土井さんは、「なに入れてもいいんだよー」って言っているんです。
実際に最近作る味噌汁にはあるものなんでも入れてます。これがほんと美味しいんです。感じたこと箇条書きにしてみます。
・お出汁は、ウインナーでも十分
→味噌汁と言えばお出汁が必要と思いがちですが、ウインナーとか豚肉とかで全然旨味が出ます。あと最近は出汁入り味噌とかもあるので、出汁からとるという作業も不要ですね。ほんとウインナーの旨味が出てる味噌汁最高です。
・野菜がたくさん取れる。
→とりあえず、ある野菜をたくさん入れるので、野菜摂取量が増えました。適当に切って入れるだけです。野菜によってはちぎるだけもあります。ゴロゴロしているので、咀嚼もしっかりで大食いを防げます。仕事が遅い日とにも結構いい気がします。別に便秘気味じゃなかったですが、食物繊維のおかげで快便です。便秘に悩む女性にとってもいいのではないでしょうか。
・野菜によって旨味が違う楽しさがある
→毎日味噌汁って飽きそうなんですが、入れるのもの変えれば意外と飽きません。なんでもOKなので色々入れています。キャベツを入れるにしても、少しごま油で炒めてから味噌汁にすると甘みが出ていいです。今、思い出せば実家にいた時は毎日味噌汁食べてたのに、一人暮らしになってから食べなくなってました。普通に毎日食卓に並ぶ料理なんですよね。
・洗い物が少ない楽。
→野菜もちぎったりハサミをつかって適当に切れば、洗い物は鍋だけでOKです。
・落ち着く
→味噌汁飲むと落ち着くのはなぜでしょうね。
と、いうことで味噌汁って最低限味噌が入ってて、具材はなんでもいいんだって気づかせてくれた本書にはほんと感謝です。
また、「一汁一菜でよいという提案」については書きたいと思います。