我々日本人が忘れてはならないこと
8月・ヒロシマナガサキ・原爆。
このキーワードや出来事は我々日本人は忘れてはならないことです。
今朝SNSを見ていたら、黙祷ともになるサイレンについて「このサイレンは何?」という人がいた、というつぶやきをみてちょっと不安になりました。
島国でなかなか戦争とはかけ離れた平和な国、日本に住んでいると確かに忘れがちなことですが、忘れてはならないことだとは思います。
また、日本人としてなぜそんなことが起きたのかということも学ぶ必要があるのではないのでしょうか。
私は昔から歴史書を読むことは少なかったのですが、半藤先生の「昭和史」はとても詳細に日本の昭和時代、特に上巻では戦時中のことを知ることができます。
なぜ、日本がなぜ軍国主義の道に進んでしまったのか、中学高校では学べなかったことがたくさんありました。別に詳細を知らなくても生きては行けると思いますが、やはり自国のことは勉強していてもいいのではと思います。
TVなどの特集や中高時代の知識だけでは知らなかった事実がたくさんありました。
例えば、原爆の投下についての計画はヒロシマ・ナガサキ以外に小倉や新潟も候補になっていたこと。
降伏を促したポツダム宣言発信の前の1945年7月24日には投下命令が発せられていいたこと。
また、仲介をお願いしていたにも関わらず原爆投下後に侵攻されたこと。
そして原爆投下は日本への攻撃ではありますが、ソ連へ対してのアメリカの誇示であることにも驚きました。
内容自体はとても長編の本なので少し読むの大変な点もありますが、日本人として知っておくべき内容かと思います。時間がない方は原爆から終戦までが書かれている第15章だけ読んでもいいかなと思います。
日本人全てが知るべき内容ですが、やはり若い高校生なんかに読んで欲しい本ですね。
では、またね。