モリログ

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「生涯投資家」を読んで

村上ファンドの真実

あの世の中を騒がせた村上ファンドの代表を務める村上世彰さんが書かれた著者の株式投資や企業のあるべき姿について書かれた本。

 

生涯投資家

生涯投資家

 

 

村上ファンド=金儲けの悪い人達って印象のお持ちの方、そして投資をやっている方はぜひ読むべき本だと思います。村上さんの日本の投資環境、企業環境、体制における熱い思いを感じることができます。

私自身、村上ファンドが問題になった当時は中学生くらいだったので当時のニュースを見ても「ああ金儲けして捕まったのね」っていう印象だけで、村上さんは悪いことをした人だと認識しておりました。最後まで読んで、間違った認識をもっていたんだとかんがえさせれました。村上さんがいたからこそ、企業統治の体制が進んできているのではとも思いました。単純に村上さんはコーポレートガバナンスの体制を整えようとしていたがゆえに世間から目をつけられたんだなって感じです。

コーポレートガバナンスとは

コーポレート・ガバナンスとは、企業の不正行為の防止と競争力・収益力の向上を総合的にとらえ、長期的な企業価値の増大に向けた企業経営の仕組み。日本語では企業統治とも訳される。引用 ウィキペディア

いわゆる企業経営を監視する仕組ですね。これが当時の日本はできていなかった。(厳密にいえば、東芝の例にもあるように、仕組みだけあって運用はされてないのが現状かと思いますが・・)本来企業の「経営と所有は分離」というのが本来あるべき姿ですが、日本企業は企業経営者の保身のために持ち合いなどをしていてそれをなんとかしなきゃってのいうが村上さんの思いだったのですね。

保身をしていて何が悪いかって、資金が循環しないことがよくないということなんです。投資家が出資したお金を使って、企業がしっかり経営し利益をだし企業価値をうみだしていく、それを投資家に還元する。本来あるべき株式会社の姿ってこんな感じなんですよね。ホントこういう企業増えれば、お金の循環する世界作れます。私も微々たるものですが株投資しています。最近は株主にしっかり向き合ってくれて価値を与えてくれる会社を見るようにしています。

 

投資や運用に抵抗感ある方に、村上さんの言葉で締めます。

 

「投資こそ将来への貯蓄」

 

 

では、またね。