モリログ

20代後半ワーパパの雑記ブログです。

FASS検定を受けてきた

FASS検定とは…

先日会社からの指示でFASS検定なるものを受けてきました。

経理・財務の人材育成を目的としているものであり、

2005年から日本CFO協会が経済産業省の委託を受けて行われている検定のようです。

www.cfo.jp

受験者は2016年1月31日現在で累計43,159人らしいです。10年ほどの歴史を考えるとまだまだ普及した検定ではなさそう。経理関係の資格といえば「簿記」ですが、直近の簿記2級の一回だけの受験者数を見てみると56,530名と圧倒的な数になっています

FASS検定は簿記のように合格・不合格というようなものではなくTOEICの様なスコア方式で結果を見ることができます。自分がどのくらいのスキルレベルなのかをみるものらしいです。

出題方式は4択選択問題が100問90分です。出題分野は資産、決算、税務、資金とばんべんなく出題されます。

実際に受けてみて

勉強すればそれだけスコアに反映されるといった検定かと思います。公式ガイドブックがあるのですが、そこに載っている300問をそれ2周ほど解き臨みましたが、スコアは730/800でした。

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勉強時間についてですが、2周するのに15時間ほどかかりました。試験直前は、電車や空き時間にも勉強するようにしました。経理・財務経験のある方であれば簿記などのように時間を掛けなくても試験前に集中して勉強するだけで結構できそうな感じです。ちなみに前提として私は経理を3年半と決算関連をメイン業務とした経理職でいったらまだまだ新人同様のレベルです。それでも結構なスコアとれたので、数年実務をやって、公式問題集を少しやればそれなりのスコアを獲得できる試験かと思います。ただし、素人目線ですが経理実務がない人については1、2カ月とか基礎から勉強するのがいいかと思われます。

今回実務では経験のない、連結決算や税務系の話も出題されましたが、公式ガイドブックで勉強してきたものも出てきて比較的できました。

試験時間は90分ということで100問解くのは結構大変かなと思っておりましたが、見直しもすることができました。直前までの知識をインプットすることも大切ですが、見直しの時間をしっかりつくるために、問題を素早く読み取って回答する訓練も勉強段階から行っていくことが必要かと思いました。

簿記に比べたらまだまだ、認知度が低い試験ですが経産省も推している検定ということもあり今後注目されていくのではないのでしょうか。スキルアップを目指す経理・財務職の皆様ぜひFASS検定を受けてみてはいかがでしょうか。

 

FASS検定公式学習ガイド 2012年度版

FASS検定公式学習ガイド 2012年度版

 

 ↑は2012年度版ですが、最新版を使用されることをオススメします。

 

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