モリログ

20代後半ワーパパの雑記ブログです。

ビジネス会計検定1級に挑戦して玉砕してきた

ビジネス会計検定という資格があります。

マイナーな資格なのであまり知名度は高くないですが、徐々に注目され始めている資格です。会計・経理の資格といったら簿記だと思いますが、簿記が仕訳をして財務諸表を作るために役立つ試験だとしたら、こちらは財務諸表からその会社を分析したりするに役立つもの。いろんな指標を用いて財務諸表などの会社情報を分析するのが面白いので注目しています。

ビジネス会計検定試験 ~社会人・学生の会計リテラシー向上のために~

 

この資格は入社したての頃に上司におすすめされて、社会人1年目に3級、2年目に2級を取得していました。2級を取得直後に1級を受けようとしましたが、テキスト見た瞬間にあきらめでした。だってΣとかでできてるし。高校以来Σを見ていなかったので、この時の受験はあきらめました。そして1年経って今年やらずしていつやるということで挑戦してきました。

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結果から申し上げると惨敗。

 

余談にはなりますが、そもそもこの試験、受験料が10,800円でこの難易度は確かに受験者数も少ないなというイメージですが、その通りでした。全国の主要都市で開催されているビジネス会計検定、今回東京会場は今回青山学院大学で開催されたけど、100人ちょっとしか1級に関しては受験者がいませんでした。やはりみなさん慎重に受けられているのですね。ほかの等級はたくさんいたけど。

 

いざ受けてみましたが、やはりレベルが3,2級に比べてはるかに難しい。税効果、リース会計、退職給付会計とか実務経験すらないものに挑戦したのは完全に間違いでした。経理マン4年目の若造にこれらの実務経験は皆無でありとても高い壁でした。まして上場企業に勤めているわけでも無いので企業価値の考え方とかわからない。それでも分からないなりに勉強したつもりではありましたが完全理解には至らず、これ関係の問題は手も足も出でした。

 

マークシートの選択式だけではなく論述式があるのが特徴の1級試験ですが、マークシートに関してはある程度の絞り込みが出来きかつ運でも当てることができ太刀打ちできるのですが、論述式については完全理解がないと丸がもらえないので大分つらかったです。大学受験の2次試験を思い出しました…今回の論述はROAROEを中心に利用して回答する問題と企業価値の評価についてを問われている問題と2問出題でした。前者はとりあえず回答欄は埋めることが出来きましたが、後者はほぼ白紙でした。まさしくΣがある公式を使う問題。完全になめていました。

公式くらい覚えてれば少しは回答できたなあという印象です。そもそも本試験にむけた勉強は1月くらいから仕事帰りに1時間ほど行う程度でしたが、まったく足りませんでした。まして、実務経験がない分野を2,3カ月で理解できるはずもないんですよね。努力不足でした。この点は昔からの悪いところです。ということで今回の試験は完全に合格には及ばないでしょう(´・ω・`)

 

 

昨年から難しいだろうなあと思っていた1級の問題ですが今回10,800円だして受けた本試験ですが後悔はしておりません。(もう少し前から計画し問題演習に時間を掛ければよかったという思いはあるけど…)今年は職種転換し経理という仕事から離れるかもしれないということもあったので、自分の力を試してみたいというのがあったからです。学生の頃は経理という職種なんて考えてなかったけど、今の会社入って経理の仕事して会社というものを数字で見てみることの楽しさを覚えました。経理の仕事から離れても、この会計の楽しさを忘れないようにしたものです。常に会計・経理分野の勉強は継続したいと思っています。ということでまた来年、1級に再チャレンジしたいと思います!

次こそは絶対に受かる!

 

 

とりあえずビジネス会計検定がひと段落したんで、6月の簿記に向けてシフトして行きたいと思います!

次は簿記2級です(先にこっち受けろよという突っ込みはいりませんよ…w)

 

 3級は経理みたいな専門職の方だけでなく幅広い部署の方にお役に立てそうな内容となっていますのでおすすめです!