この時期の残業代には気を付けるべし
毎日続けるといったブログもだいぶ間があいてしまいました。
といつのも4月に入ってから決算や予算作成の業務に追われ、日々早出出勤なのであります。7:30には会社に行っており、逆に考えると5時起きなのです。家事も行い、勉強もして自分の時間を考えると休む時間が少ないことに気付きました。ホント時間って大切だと最近は身をもって実感してます。
まあ早出をして生活習慣がめちゃくちゃよくなっているので別に嫌というわけではないのですが。
さてそんな早出続きで残業代が今月は多いなあとウキウキしている私は今朝の日経にドキッとするような記事がありました。
皆さま「標準報酬月額」ってご存知でしょうか。これはざっくりいうと社会保険料の算出根拠となる金額らしいのです。
なんとこの標準報酬月額がどこから算出されるのか確認すると4.5.6月の給与を元に決まってしまうらしいのです。
つまり私のように普段は早出しないのにこんな時に限って早出出勤し残業代で給与が増える人たちは、標準報酬月額が上がってしまい。9月以降1年間に収める社会保険料負担がずっとあがってしまう可能性があるというのです。
普段の給与が低いので残業代がでてくるのは非常にありがたいことではありますが、社会保険料が増えることは耳が痛いです。
皆さまも4・5・6月の残業手当等給与が上がることについては気を付けましょう。
それでは今日も早出出勤してきます!
村上春樹さんの「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んで
普段はあまり村上春樹さんの小説は読みません(そもそもあまり小説を読みません)が、何かのきっかけでこちらのエッセイを知ったので、最近ランニングしていることもあり読んでみました。
村上さんがとにかく走ることの意義について深く述べられており、走り続けることが彼の人生にとってとても重要な意味を持つことがとても感じられる本でした。
この本は「走ること」に焦点をもってきていますが、我々が何かを続けること、つまりなにか習慣つけたいことがあるときに非常に参考となる内容が多く、単なるエッセイではなく、自己啓発本の側面も兼ね備えている気がします。
サマセット・モーム は「 どんな 髭 剃り にも 哲学 が ある」 と 書い て いる。 どんなに つまらない こと でも、 日々 続け て いれ ば、 そこ には 何かしら の 観照 の よう な もの が 生まれる という こと なの だろ う
この「どんな 髭 剃り にも 哲学 が ある」という言葉がまず印象に残りました。日常生活における小さな継続にも自分なりも意味を見いだせるということだと解釈しました。まさに髭剃りについて考えてみた時に、自分なりの髭剃りスタイルというものが確立されており、それは自分にとってなくてはならないものなのだと思いました。なくなったらひげがボーボーになり気持ちよく人とも会えなくなるし。
昨日 の 自分 を わずか にでも 乗り越え て いく こと、 それ がより 重要 なの だ。 長距離走 において 勝つ べき 相手 が いる と すれ ば、 それ は 過去 の 自分自身 なの だ から。
常日頃から考えていたいことだと思いました。常に昨日の自分を見つめ改善する。長距離や運動以外でもこの考えを持つことによって日々の小さな達成感や成功体験を積み重ねることによって人は成長するものだと思います。
日常 生活 において も 仕事 の フィールド において も、 他人 と 優劣 を 競い 勝敗 を 争う こと は、 僕 の 求める 生き方 では ない。 つまらない 正論 を 述べる よう だ けれど、 いろんな 人 が い て それ で 世界 が 成り立っ て いる。
このようなことを高校生くらいで知っておきたかった。常に世の中は競争の世界であり、他人と比べてしまう。しかし、まさしく村上さんがおっしゃるようにいろんな人がいて世界が成り立っていると考えると、人と違って当たり前だし、時には競争しなければならない時もあるけど、他人との競争なんて重要ではなくて、さっきの言葉にも或る通り、「昨日の自分を超えること」つまり自分との競争が非常に大事なのだなあと考えることができた。
腹 が 立っ たら その ぶん 自分 に あたれ ば いい。 悔しい 思い を し たら その ぶん 自分 を 磨け ば いい。
当たり前のことだけどこれを実践するのって難しい。腹が立ったら、酒飲んり愚痴をこぼしてまう自分が恥ずかしい。悔しい思いをしたら、自己嫌悪に陥り、負のループにはまりこんでしまう。このようにすべて自分の中で消化し、それを糧に自分を成長させられるような人間になりたいものである。
ただ 僕 は 思う の だ が、 本当に 若い 時期 を 別に すれ ば、 人生 には どうしても 優先 順位 という もの が 必要 に なっ て くる。 時間 と エネルギー を どの よう に 振り分け て いく か という 順番 作り だ。 ある 年齢 までに、 その よう な システム を 自分 の 中 に きっちり こしらえ て おか ない と、 人生 は 焦点 を 欠い た、 め り はり の ない もの に なっ て しまう。
若い時期とは何歳までなのかそれtある年齢とはどのくらいなのか村上さんに聞いてみたい。彼自身も朝方人間であり、朝に重要な仕事を終わらせるため、朝の時間帯に重きを置き生活をしているようでした。だから夜の交遊も断ることが多いという。
そんなメリハリのある生活のシステムを作るにはまだ私には難しいかもしれないけど、どっかのタイミングで何にどれだけエネルギーと時間を割かなければいけないのか をはっきりさせ、自分が納得すえるシステムを作らなけれならないのだなと考えさせられた。
もし 忙しい からと いう だけで 走る のを やめ たら、 間違い なく 一生 走れ なく なっ て しまう。 走り 続ける ため の 理由 は ほんの 少し しか ない けれど、 走る のを やめる ため の 理由 なら 大型 トラック いっぱい ぶん は ある から だ。 僕ら に できる のは、 その「 ほんの 少し の 理由」 を ひとつひとつ 大事 に 磨き 続ける こと だけ だ。 暇 を みつけ ては、 せっせと くま なく 磨き 続ける こと。
なにかをやめる理由なんてたくさんあって、すぐにでも辞められる。でも何かを続けるためのほんの少ししかない理由を大切にすることが大切。村上さんは「走ること」についていってるけど、どんなことにも当てはまるなと感じました。
本書は先述のとおり村上さんが「走ること」について、自分が考えてきたことをまとめた本ですが、その内容は読者にとっていろんな日々の生活に応用できる考えかたでもありました。ベストセラー作家だけあり、彼の文章にもとてもひきつけられるものがあり、走ることに興味がない人でもなにか得るものがある本だと思います。もちろん違う「走ること」が好きな人やこれから「走りたい」人にとってもとても走るインセンティブになる気がします。
「常に走り続けたい」
そんなことを思わせてくれる本でした。
では~
時には仕事の基本を思い出すときが必要。いや自分の常やり方を改善し続けることが必要。
寒の戻りなのか、寒い日でした。
仕事の方も締日でありとてもバタバタしておりました。
最近は新規の案件等も担当しておりますが、それ以外にルーティンで毎月発生する業務がありそれの締めでした。
締め切りは守るものですが、今日は過ぎてしまい後半は反省しておりました。
自分自身に新入社員からやり直せといってやりたいくらいです。
失敗した原因をいくつか考えましたが、以下の通りです。
前提として今やってる業務は先月引き継いだものでした。
①スケジュール管理の雑さ
手帳をつけるのは好きですがつけて終わりになっている部分が多かったです。つまり活用できてない。先にも述べたようにいろんな新規の仕事を請け負うなかで昔からあるルーティン業務をおろそかにしたことが否めません。
そしてここからはさらに恥ずべきことですが、
②業務の本質を理解してない
専門的な部署で仕事をしているので中身もちょっと特殊で難しい部分があります。ちょっと自分には難しいんじゃねっておもう部分もありましたが、引き継ぎました。仕事ですし。しかしこの中途半端な気持ちが失敗を生み出したんじゃないかなと今は思います。わからないならわからないなりに努力すべきでした。それをやはり4年目という変なプライドが邪魔して「聞くのは恥ずべきこと」という気持ちを生み出しました。業務自体も作業的になり結局なんのためにやってることなのか100%理解できておらず、いたるところでつまずき遅延を発生させました。
わからないことはその場ですぐ解決すべきですし、自分なりに学ぶ努力は必要です。
③メモを怠る
業務を引き継ぐ、教えてもらうときはメモを取ることは当たり前です。社会人として当たり前なことです。しかしいろいろとパニクッてた私は完全にメモに抜けをつくっておりました。完全にミスです。基本のキもできてない。もっかい出ないしてこいって感じです。
④マニュアルを武器にしない
マニュアルって自分の考えが入る余地がないので、あまり好きではないのですが、仕事によってはやはり必須アイテムですね。これについてもある程度頭にはいっていた
つ・も・りでしたのであまり見ることがありませんでした。しかし、そこは凡人の私の脳であるので先ほどのメモ同様に抜けが発生しています。そして、わからなくなるたびに先輩に聞いて「それ、前に言ってないっけ」と完全に「できない認定」を食らうわけです。ホント恥ずかしい限りです。マニュアルは何度も復習に使うべきだし、自分でもアレンジすべきものですね。
細かいところは言い出すときりがないし、自己嫌悪に陥りそうなので反省はこの辺にします。4月だし気持ちを新人時代(いや今も新人なのかも)に戻し、今日の失敗を挽回したいものです。
気持ちを切り替えて明日も頑張ろう!
では。
よなよなビアワークス吉祥寺店で最高の昼飲み
今週末はとてもお天気が良く、リフレッシュするには最高の休日でした。
[Amazon.co.jp限定] 2015アジアビアカップ銀賞受賞 ヤッホーブルーイング製造 クラフトビール 月面画報 350ml×24本
- 出版社/メーカー: ヤッホーブルーイング
- 発売日: 2014/12/02
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログ (2件) を見る
味もなかなか面白いビールでした。一杯目というよりは2杯目以降に飲みたいと思わせるビールです。
ブログの三日坊主が現実化しました。
280406
280405
ここ1週間くらいずっと7:30出社が続いているため、早起きの習慣が身についている気がします。5時に起きれば良いのに今日は3時台に起きてしました。外的動機があると「起きなきゃ」と意識が働くからだとは思うのですが、これを継続して新入社員時代の様に習慣化したいものです。といっても外的動機がなくなっても起きれる様な習慣にしなければ意味をなさないのですが。最近は暖かくなってるのも影響してるのかもですね。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン,池村千秋
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: ハードカバー
- 購入: 17人 クリック: 476回
- この商品を含むブログ (130件) を見る
では。
280404
毎日書くことを習慣にしたいので簡単に日記を書くことに決めました。はて、いつまで続くかはわかりませんが。タイトルは私が購読しているブロガーさんのやり方を真似させて頂きました。
お花見
社会人4年目を迎え「ワークシフト」を読んで働き方について考えた
先日4月1日をもって社会人4年目を迎えてしまいました。3年間今の会社で働いたことになりまっす。今後70歳くらいまで働くこと、つまり50年間くらいは働くことを考えたら3年なんてどーってことない年数かもしれないが、やはり今の時代昔のような年功序列みたいな制度はなくなってるし、今後の働き方も考えないとなーってことで以前から読んでみたかったこちらの本を読んでみました。
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン,池村千秋
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: ハードカバー
- 購入: 17人 クリック: 476回
- この商品を含むブログ (130件) を見る
リンダグラットンさんの「ワーク・シフト」という本。
将来の働き方はこうなってますよーと予測してくれて、そのためにはこんなことをしなきゃいけないよ。つまり考え方をこのようにシフトしなきゃいけないですよと読者に向けて主張してます。
個人的に今後の人生を考えるうえで非常に参考になる本でした。
まず、著者は以下のような5つの要因により働く環境がガラッと変わりますと提言してます。
これから起きようとしている変化を突き動かすのは、五つの要因の複雑な相乗効果だ。五つの要因とは、テクノロジーの進化、グローバル化の進展、人口構成の変化と長寿化、社会の変化、そしてエネルギー・環境問題の深刻化である。これらの要因が組み合わさり、働き方の常識の数々が根底から覆る。
①テクノロジーの進化
本書は2012年執筆の本ですが、テクノロジーの進化とか2016年の今となってみればとても時間できますね。
例えばクラウドソーシング、インターネット技術が向上したために、企業が社内の人間に仕事をやらせるわけではなく個人の人間に仕事を依頼して価値を創造する。今までは考えられませんでした。文字起こしなどから始まり、記事の執筆やイラストロゴ作成など一個人に委託するシステムが出来上がってます。育児をしながら仕事できてしまう主婦さんとかもいるらしいですね。
このクラウドソーシングはさらにもっと広がると考えられてます。
クラウドソーシングの衝撃 雇用流動化時代の働き方・雇い方革命 (NextPublishing)
- 作者: 比嘉邦彦,井川甲作
- 出版社/メーカー: インプレスR&D
- 発売日: 2013/06/21
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
- この商品を含むブログ (11件) を見る
本書でもクラウドオーソーシングは働き方の革命だといってます。
あとAIとかも最近すごいですね!
AIはもっと技術が向上しそうで簡単な仕事は簡単にもっていかれてしまいそうです。
②グローバル化の進展
もはや人種は関係ないって感じですね、日本を除けば。アメリカの企業ではインド人や中国人が企業のトップで指揮をとってます。日本にいてはあまり実際に実感できませんがいろんなところでこのような光景を見かけます。私も日本の企業であり市場も国内しかみていないところでしか働いていないので実感がありませんが、そうだからこそ危機感は感じてしまいます。将来的に日本にも移民が入ってきたり外資が入ってきやすい環境になったら、内国志向の方は淘汰されてしまいそうですね。
著者は将来的に自動翻訳機が登場して言葉の壁はなくなるとかいってましたが、個人的には言語の壁はそんな簡単になくならないんじゃないかなってなんて思ってしまいます。結局コンピュータが翻訳してもちょっとした認識の違いとかがでてきてしまう気がします。そんなことにならないためにもやはり語学を学ぶことや異文化を受け入れる心構えはしておくべきだなって思いました。
③人口構成の変化と長寿化
日本にいたらすごく実感があることだと思います。益々生産人口は減っていき、高齢人口は増えていくってことです。つまり働き手がいない時代がきてしまうってことですが、それを避けるに今後は高齢者でも働きましょってことになることが考えられますね。65歳で定年して悠遊自適な暮らしをしようと今考えていてもそれは夢で終わることが考えられます。どうせ働くことになりそうなのであれば今のうちからある程度準備していく必要がありそうです。一つは、そもそも働かなくていいようにがっぽり稼いでおくこと。でもこれって現実的じゃない気がします。将来は不確実だからなにが起こるか分からないですからね。そこでもう一つ。将来も楽しく働くために今からその技能や能力を身に着けること。将来一生使える、または応用できる技能や能力を今のうちから身に着けておきたいものです。
④社会の変化
さっきの高齢化もその1つだと思いますし、家族構成とかも大幅に変わってしまいそうですよね。本書でも家族形態は変化するだろうって予測してます。現在よりももっと離婚率は増えるだろうとか予想していて、恐ろしいって印象をもってしまいました。
⑤エネルギー・環境問題の深刻化
最近はあまり取沙汰にされておりませんが、この問題も将来はやはり今よりも深刻になるようです。最近は原油価格がとても低いですが、将来的に資源が少なくなっていって海外出張なんてしなくなってしまういうシナリオが描かれておりました。
本書では現在あるデータを元に将来はこうなってしまうよーっていうシナリオが所々で紹介されています。これを見ててもこんな未来確かに存在しそうって思ってしまいます。
上で挙げた5つの要因で働き方が変わってもいいように筆者は3つの考え方にシフトすることを主張しています。
第一は、広く浅い知識しかもたないゼネラリストから、高度な専門技能を備えたスペシャリストへの〈シフト〉
第二は、孤独に競い合う生き方から、ほかの人と関わり協力し合う生き方への〈シフト〉
第三は、大量消費を志向するライフスタイルから、意義と経験を重んじるバランスの取れたライフスタイルへの〈シフト〉
第一のシフトについてはとても印象的でした。浅く広い知識しか持たないゼネラリストは今後必要とされないということでした。今後求められる人材としてはスペシャリスト。しかもただのスペシャリストではありません。専門技能の連続取得をしてきたスペシャリストだというのでした。今後ゼネラリスト路線でいこうと考えていた私には衝撃でした。所詮浅い知識を持った人間などインターネットが代替してくれるから不要だということです。しかも複数の専門技能も身に着ける必要があるということだったので今後も色んな分野に興味を持ち自分が適するものを見分けてそれを身に着ける努力をすることが必要になるということでした。何かを学ぶことは嫌いではないですが、より深く学ぼうとする気持ちは弱いのでその辺を鍛えていこうと思いました。
第二のシフトではインターネットによって他人と接する機会がなくなったりするからもっと人と関わっていきましょって話でした。私はどちらかというとたくさんの人とわいわいするより一人で行動する方が好きな人間なのでもっとみんなとコミュニケーションする機会を取らないとなっと思いました。決して他人とつるむことが嫌いなわけではありませんよ。
第三のシフトについてはもう自分なりにできてるかなって感じです。何かものを買って消費するよりも、どこか行ったことのない国に行ったり、やったことのないことを体験するほうが自分の満足感を満たすことができるってのは実感してます。マイホームだってもつ必要性もないし、車も現段階で必要性を感じないし。自分にとって必要かそうじゃないか、見栄を張るために買うものでないかとかその辺はもっと考えて行動したいと思います。
本書は中々中身の詰まった内容で本当に働き方というか生き方について考えさせられる本でした。5つの要因と3つのシフトについては心のどこかにとどめておいて将来楽しく人生を過ごすために今何をしなければいけないかと考えて行きたいものです。